新潟のお米といえばコシヒカリ。
でも、もち米もおいしいよ。
もち米というのは、お餅用(とは限らないけど)の米のことだ。
普通のお米より粘り気があるお米のことをいう。
お餅にしたり、おこわや赤飯にしたり、三角ちまきにしたりする。
普通の米ともち米の違いは粘り気の違い

もち米と普通のお米の違いは、米に含まれるでんぷんの成分の違い。
栄養学的には「もち米」も「うるち米(普通のお米)」との差はほとんどないんだって。
ちなみに普通お米は「水田(田んぼ)」で作る。
いわゆる「水稲」「うるちまい」。
が、もち米は「畑」で作る。
いわゆる「陸稲」「おかぼ」といわれる。
もち米はアミロースが少なく粘り気が強い
もち米のデンプンはアミロースが少なく調理時に強い粘性(粘り気)を生じるという特性を持つ。

もち米のデンプンはほとんどがアミロペクチンという成分だけなんだって。
で、このアミロペクチンがもちの粘り成分。
アミロペクチンのおかげで、もち米は蒸してつくと強く粘る。
普通のお米はアミロースが多く粘り気が少ない
普通のお米は、アミロースが多いため粘り気が少ない。
普通の米でも、炊いた米をお湯に漬けてアミロースを抜き、再び蒸してつくと「たがねもち」という餅にすることが出来る。

「たがねもち」って初めて聞いた。

茨木の郷土料理らしいよ。
新潟のもち米「こがねもち(黄金もち)」
新潟のもち米の代表といえば「こがねもち」。
もともとは新潟農業試験場(農試)で作られた。
作付けは新潟が最も多く、続いて宮城県の「みやこがねもち」となっている。
現在は全国5県で作付けされているが新潟県が元祖。

家でも畑で「こがねもち」を作っていたよ。
この「こがねもち」は売るためのものでは無く、家族で食べるためだけなんだけどね。
「こがねもち(黄金もち)」の特徴
「こがねもち(黄金もち)」はもち米の王様といわれているんだ。
ねばり、こし、風味がよく、餅にした際のコシや伸び、舌触りの滑らかさ、もっちりとした歯応え・歯切れが良いことや煮崩れしにくいという特徴があるんだよ。
ふるさと納税なんかでも返礼品で「こがねもち」あるよね。

なんか、「こがねもち(黄金もち)」の三角ちまきが食べたくなちゃった!

「三角ちまき」おいしいよね。
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笹団子より好きかも!

うん、うんわかるなあ。
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