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十日町で温泉とらふぐ2015年初出荷-現状は事業中止

ふぐ 新潟を旅する
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 皆さんには残念なお知らせ。

 十日町市のトラフグ事業は失敗したらしい。

 十日町は山に囲まれた盆地の町だ。

 山の中なのだがここで温泉とらふぐの養殖を試みていた。

 この温泉とらふぐ2015年は初出荷したそうで。

 が、2022年現在、トラフグ事業は失敗したらしい。

 残念。

 

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温泉とらふぐの特徴

温泉とらふぐには毒が無い

 とらふぐといえば「毒があるので特別な調理方法が必要」だが、温泉で養殖されたとらふぐには毒が無い。

 理由は「えさが天然ものと違っているため」。

ふぐに毒がある理由

 ふぐの毒は、毒を産生する細菌やプランクトンをふぐが食べることでできる。

 全てのふぐにおいて、「内臓(肝を含む)」と「卵巣(まこ)」はふぐ毒をもっている危険が高いので食べることができない。

 ただし、石川県のふぐの卵巣の糠漬などのように特別な処理によって毒力が臓器1グラムあたり10マウスユニット以下となったものを除く。

 ということで安心して食べることができる温泉とらふぐ。

 どこで養殖されているか?

温泉とらふぐは成長が早い

 海水の中の過剰な塩分を排出するためにとらふぐは塩分を体から排出する。

 このために天然のとらふぐは食べれるほど大きくなるには1年半ほどかかる。

 温泉とらふぐの場合、温泉に含まれる塩分濃度がとらふぐの成長に適切なものであれば塩分を体の外に排出する必要が無いため、とらふぐは余分な体力を使わずにすむ。

 このため、1年ほどで大きくなるそうだ。

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元祖温泉トラフグ

 温泉トラフグの元祖は、「栃木県那珂川町」。

 いまでも、事業をしているのかはよくわからないが。

 一時期は大変な評判だった。

食べられるお店等のリストは、

ganso-onsentorahugu.com
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 でどうぞ。

十日町温泉とらふぐの養殖施設

 十日町の温泉とらふぐに挑戦しているのは「ミオンなかさと」という日帰り温泉施設。

 日帰り温泉だけでなく宿泊もできる。

 ここには、日帰り温泉施設だけでなく温泉を利用したレジャープールがあったのだが、利用者が少ないのかいつの間にか閉鎖になっていた。

 とらふぐが養殖されているのはこの元レジャープールのほう。

ミオンなかさとの温泉はとらふぐ養殖に適している?

 ミオンなかさとの温泉は弱アルカリ単純泉。

 茶色の温泉なのだが。

 たぶん塩分濃度とかがとらふぐ養殖に適しているんだろう。

ふぐ

 事業が中止になった理由は不明。

温泉とらふぐが食べれる場所

ミオンなかさと

〒949-8505 新潟県十日町市宮中己

TEL/025(763)4811 FAX/025(763)4747

営業時間/10:00~22:00 最終入館時間/閉館時間の30分前

定休日/毎週木曜日(8月は無休営業)

宮中島温泉 ミオンなかさと

清津館

住所 〒949-8433 新潟県十日町市小出癸2126-1

TEL 025-763-2181 FAX 025-763-2535

清津館

あてま温泉 当間高原リゾート ベルナティオ

住所 〒949-8556 新潟県十日町市珠川

TEL 025-758-4888 FAX 025-758-4848

あてま温泉 当間高原リゾート ベルナティオ

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