新潟県南魚沼市にトミオカホワイト美術館がある。
ある日、何の気なしに立ち寄った。
作品も、美術館そのものもとても静かな雰囲気のある美術館である。
美術館の名前の通り、画家、富岡惣一郎の作品を集めた美術館。
白
トミオカホワイト美術館管内の作品は白が主体だ。
白い色は、難しい色だよね。
日焼けしたりすると、色が変わるし。
そして、新潟ではとても見慣れた色だ。
それこそうんざりするくらい。
本来、白い作品なんぞ、たいしてまともに見る気はなかったのだが…。
作品のために絵の具を開発
富岡惣一郎は、新潟県上越市で生まれ、独学で油絵を学び、黄変、亀裂、剥落しない白油絵の具「トミオカホワイト」を自分で開発し、雪国の風景を描き続けたという。
小林古径記念美術館HPより-富岡惣一郎 「NY 早春 梢」
独特の白と黒の絵に、アメリカ人は「東洋の白」あるいは「俳句そのもの」などと共感し、「トミオカホワイト」と呼んだという。
美術館は大空間
作品の大半が60号～150号という大きさ。
このため、壁面高を５メートル、天井を８メートルとり、展示作品全体を把握できるように床面50m×10mのシンプルな、大空間一室構造になっている。
南魚沼市トミオカホワイト美術館
開館時間
４月～１１月 ９：００～１７：００、１２月～３月 １０：００～１７：００
入館は１６：３０まで。
休館日
・水曜日（水曜日が祝日の場合は開館し、翌日が休館。）
・年末年始（１２月２９日～１月３日）
・展示替期間（展覧会終了後、次の展覧会が始まるまでの期間は完全休館。）
・イベント開催日（コンサートなどのイベント開催時は休館。）
正確な開館日は↓
所在地住所
新潟県南魚沼市上薬師堂142
TEL 025-775-3646 FAX025-775-3650
観覧料
一般 ５００円 、団体４００円
小中高生 ２５０円 、団体２００円
支払いは現金のみ。
HP内に特別展示期間中2022年3月19日（土）→ 7月19日（火）の割引券あり。
ルート
バ ス：ＪＲ六日町駅前発 山口行き（もしくは八海山スキー場行き）、上薬師堂（かみやくしどう）下車（所要時間約20分）→徒歩3分。
自動車： 関越自動車道六日町ICから15分
生誕100年富岡惣一郎展
今年は、富岡惣一郎が生まれて100年とのことで、故郷の新潟県上越市小林古径記念美術館で特別展示がある。
トミオカホワイト美術館と相互に割引が実施されている。
小林古径記念美術館特別展
会期 :令和4年3月26日（土曜日）～6月19日（日曜日）休館日月曜日（3月26日～4月10日は無休）
5月2日（月曜日）は開館開館時間午前9時～午後5時,（3月26日～4月10日は午後7時まで開館）
料金:一般510円のところ、割引券提示で410円
小中高生260円のところ、割引券提示で210円会場 小林古径記念美術館（上越市本城町7-1）
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