日本でも最も雪の多い地域として知られる十日町市。
今日はこの新潟の僻地十日町市の縄文時代の火焔型土器「縄文雪炎」(じょうもんゆきほむら)についてご紹介。
縄文時代からの歴史がある十日町市
険しい山に囲まれて盆地になっている十日町市だが、歴史は意外に古い。
十日町市では旧石器時代から人が住んでいたらしく「旧石器時代の石器類」も多数出ている。
縄文時代の遺跡も多く、特に笹山遺跡から発掘された火焔型土器・王冠型土器を含む深鉢形土器群は、5,000年ほど前の縄文時代中期に作られたものと推定されている。
笹山遺跡から発掘された火焔型土器は2014年現在、新潟県では唯一の国宝。
そして縄文時代の土器としては唯一の国宝でもある。
特に芸術的な価値が高くすばらしいのが「縄文雪炎」(じょうもんゆきほむら)と名づけられた土器。
現在は十日町市博物館が所蔵している。
「縄文雪炎」(じょうもんゆきほむら)の展示
「縄文雪炎」(じょうもんゆきほむら)は縄文時代の土器の中でも非常に美しい。
十日町市博物館が所蔵している。
十日町博物館では多数の火焔型土器を所有している。
展示は、国宝指定の火焔型土器を順番に展示しているため、「縄文雪炎」(じょうもんゆきほむら)を目当てに行っても見れないこともある。
ほかの博物館や美術館に展示のため貸し出されていることもある。
平成27年度以降の「縄文雪炎」(じょうもんゆきほむら)の展示日は現在公開されていない。
ご参考までに平成26年の「縄文雪炎」(じょうもんゆきほむら)の展示期間をご紹介しておく。
平成26年「縄文雪炎」(じょうもんゆきほむら)の展示期間
2月4日(火曜日) ~ 3月9日(日曜日)
4月26日(土曜日) ~ 6月10日(火曜日)
7月29日(火曜日) ~ 8月31日(日曜日)
9月27日(土曜日) ~ 11月30日(日曜日)
十日町博物館特別展示
現在2つの特別展示を行っている。
一つは、会場が別。
「明石ちぢみと十日町小唄」-十日町博物館特別展示
「明石ちぢみと十日町小唄」
会期
2月19日(土曜日)~3月27日(日曜日)
会場
十日町博物館 企画展示室
観覧料
500円(常設展も見学可)、中学生以下無料
弥生時代の甕(かめ) 城之古遺跡-十日町博物館特別展示
弥生時代の甕(かめ) 城之古遺跡
会期
令和4年2月9日(水)〜4月4日(月)
会場
十日町市市民交流センター 分じろう HAKKAKE(文化歴史コーナー)
住所 新潟県十日町市本町2丁目226−1
見学可能時間 9:00〜17:00(※火曜休館)
十日町博物館連絡先問い合わせ先
HP
住所
〒948-0072 新潟県十日町市西本町1丁目
TEL
025-757-5531 FAX 025-757-6998
museum.10@city.tokamachi .lg.jp
営業時間
午前9時~午後5時(入館は4時半まで)
休館日
月曜日・祝日の翌日年末年始(12月27日~1月4日)
入館料
一般:300円(中学生以下無料)団体:250円(20人以上)
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