新潟県つつじ原公園のつつじが見頃だという。
子供のころ親戚に「戦前は見事なつつじの群生が見られたんだが、戦争で全部引っこ抜かれたんだ。今は何もない。」といわれたことがあったのだが、つつじはあるらしい。
つつじとは?
ツツジは、ツツジ科ツツジ属の植物。
漢字で書くと「躑躅、映山紅」と書く。
とても「つつじ」とは読めないが…。
「躑」は「たちどまる、たたずむ」の意味。
「躅」も同じく「たちどまる、たたずむ」の意味。
「躑躅」で「どうしても立ち止まって見てしまう花」とか「二度立ち止まって見てしまう花」といった意味なんだろうと思う。

今は、つつじというと色々な色があるけど、子供のころのつつじの思い出での色はオレンジがかった赤色がなんだよね。
いわゆる「やまつつじ」という種類だと思うんだ。
十日町つつじ原公園の成り立ち
十日町市のつつじ原公園は「十日町市伊達(とおかまちし だて)」というところにある。
大正中期から花見名所として賑わったらしく、JR飯山線が開通すると、十数万人が花見に訪れていたそうだ。
だが、戦争の影響で一度はすべてが引き抜かれてしまった。

親戚の人に昔聞いた話だと、軍事施設を造る計画だったとか…。
昔聞いた話だから、ほんとかどうかわかんないけど…。
平成9年に地元で「つつじ原をよみがえらせる会」が発足。
つつじ原が復活した。
現在は地域住民の有志で維持管理しているとのこと。

多分地元では「つつじ原」のことを「つつじっぱら」というのではなかたかなあ。
違ったかなあ。
違ってたらごめん。
十日町つつじ原公園のつつじの見ごろ
家のほうでは、とうに開花の終わっているつつじだが、十日町市のつつじ原公園のつつじの見ごろは5月下旬から6月上旬。
が、今年は、冬の終わりに雪が多かったせいか、つつじの開花は少し遅め。
2025年は6月中旬位まではつつじが楽しめるようだ。

2025年は6月1日に「つつじ原公園祭り」というお祭りで飲食屋台の出店が出たりしたみたい。
ちなみに、ネットなどを見る限り、つつじ原公園のつつじは、昔懐かしの「やまつつじ」なんじゃないかと思う。
つつじ原公園は、場所的には、十日町駅から車で15分。
国道117から334へ入り、湯沢方向に向かい、途中で左へ入る。
同じ道沿いのもっと山の上の方に十日町カントリーゴルフ場があったはず。
車を止める場所はあるらしい。

つつじの開花状況なんかは、毎年違うから、つつじの花が見たいなら、できれば問い合わせてから出かけたほうがいいと思う。

お泊りするならどこがいいのかなあ。

十日町市伊達に近いというと「あてま温泉 当間高原リゾート ベルナティオ」とか「宮中島温泉 ミオンなかさと」とかが近いかな。
湯沢から十日町の伊達方向へ行く途中にある、湯沢の「大沢山温泉 大沢舘」もいいかも。
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