新潟県小千谷市の小千谷市役所と小千谷郵便局には、鯉の池がある。
泳いでいるのは「泳ぐ宝石」といわれる錦鯉。
水槽に飼われているわけではなく、池があって、その池で飼われている。
鯉が池で泳いでいる市役所や郵便局って、全国でも珍しいんじゃないだろうか?
小千谷市役所の鯉は外の池で飼われている
小千谷市役所の鯉の池は市役所の玄関階段の下、正面から左手側にある。
小千谷市役所はだいぶ古い建物なのだが、階段両脇はスロープになっていて、たぶん車いすなどの利用を想定しているのだと思う。

池をのぞいてみよう

鯉はいるかな?
小千谷市役所の鯉の池は小さな日本庭園風になっている。
敷地内のマンホールにも鯉が生息しているらしい。

マンホールの中に鯉がいるの?

マンホールの中には鯉は住んでないと思うよ。

早く鯉に会いたい。

ここが鯉の池です。

ピントがぼけてる。

言わないで!

やっと鯉が出てきた。
もっと近寄ってみたいよ。

思ったより鯉がいっぱいいるね。
冬場は、閉鎖になるようで、鯉たちはどこに行っているのかは謎。
「錦鯉の里」(小千谷市の鯉を展示している観光施設)にでも預けてあるのかも。
小千谷郵便局の鯉
次は郵便局に行ってみよう。
こちらは、小千谷郵便局の建物の中にある。
ATMの近くに鯉の池があって、そこで鯉が飼われている。
小千谷は錦鯉発祥の地
小千谷市は錦鯉の発祥の地なのだそうだ。
市のホームページの説明を見てみると
錦鯉が初めて出現したのは、19世紀前半の江戸時代、文化・文政のころ。新潟県の二十村郷(現在の小千谷市・長岡市の一部)で、食用として飼われていた鯉に突然変異で色のついた「変わりもの」が現れたのが最初といわれています。その後、雪深い小千谷の、主に山間地の人たちの手により研究と改良が重ねられ、現在のような見事な観賞魚となりました。現在では錦鯉といえば小千谷というほど(県内の約45%を生産)その名は全国的に知られ、国内はもちろん海外においても高い評価を得ています。

「二十村郷」というのは新潟県小千谷市と旧山古志村(現・長岡市山古志地域)にまたがる地域のことだよ。
元々、小千谷市近辺では冬期の非常食用として田んぼで鯉を養殖する習慣あったんだ。
で、意外に裕福だった。
余裕のある農家の趣味として錦鯉が作られていったという事らしい。

2017年(平成29年)における日本の錦鯉の輸出額は36億3300万円。
1匹2億円以上で取引されることもあるんだって、すごいよね。
3桁程度で買えるものから、億までするものまで色々みたいだね。
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小さいサイズなら水槽でも飼えるよ。
小千谷市錦鯉の里
小千谷市錦鯉の里は、錦鯉の鑑賞が出来たり、錦鯉のことをよく知ることができる施設。
日本庭園となっていて、池には多数の錦鯉が泳いでいる。
開館時間
午前 9:00 - 午後 5:00
休館日 1月1日~1月3日 及び 12月29日~12月31日
小千谷市錦鯉の里入館料
小・中学生 310円 、団体(20名様以上)260円
大人 520円 、団体(20名様以上)410円

小千谷市って片貝まつりのあるとこだよね。

そう、片貝はガスも出るんだ。
ガス田がある。
国内2位の生産量があるんだよ。
小千谷市の宿
小千谷市には温泉付きの宿などが無い。
ほとんどが小千谷市の宿はビジネスホテルや民家旅館。
温泉宿に泊まりたいなら、十日町市の宿がおすすめ。
小千谷市に行くにも便利。
錦鯉の放流について

錦鯉って水槽でも飼えるんだってね。
初めて知ったよ。

割と丈夫な魚なんだよね。

時々、普通の川で錦鯉が泳いでいるのを見かけるよ。
きれいだよね。

鯉は食いしん坊だから、本当は川に放さない方がいいんだよね。
その川の生き物でも植物でも食べちゃうし。

え、そうなの…。
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