福井県の東尋坊といえば、福井県の海岸の有名な観光名所である。
刑事もののTVドラマのラストシーンなどにもよく使われる場所だ。
断崖絶壁の東尋坊。
東尋坊の由来
昔、暴れ者の東尋坊というお坊さんがいた。
手を焼いた、同じ寺の僧侶たちが、宴会と称してがけに呼び出し、がけから突き落とした。
東尋坊が突き落とされたがけということで、東尋坊という名前がついた。
って、話だ。
東尋坊の生成
東尋坊は、今から約1,200 – 1,300万年前の新生代第三紀中新世に起こった火山活動で、マグマが堆積岩層中に貫入して冷え固まってできた火山岩が、日本海の波による侵食を受け地上に現れたものとされている。
東尋坊の火山岩は白色の斜長石の斑晶や暗緑色の普通輝石・紫蘇輝石の斑晶を含む安山岩で、マグマが冷えて固まるときにできた五 – 六角形の柱状の割れ目(柱状節理)がよく発達している。
この柱状節理の規模の大きさが地質学的に極めて貴重であるとされ、昭和10年(1935年)に国の天然記念物・名勝に指定された。
また、平成19年(2007年)には日本の地質百選に選定された。
海抜100メートル、地上55メートルからの眺めを堪能できる「東尋坊タワー」がある。
観光遊覧船もでている。
東尋坊の駐車場
市営の駐車場は有料。
ちなみに、周囲のみやげ物屋の駐車場が無料開放されている。
観光地によくある『無料と称して、店の商品を買わせる』無料駐車場ではなく、本当に無料(もしかして、管理人がとめたお店の人がいい人だったのかもしれないが)。
車の誘導もしてくれて、東尋坊までの道も教えてくれた。
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