上越市立水族博物館といえばマゼランペンギン。
マゼランペンギンの飼育数世界一!
新しくなった上越市立水族博物館では、ペンギンと一緒に散歩を楽しむことができる。
ペンギンと散歩することのできる水族館ってあまりないと思うんだけど。
「マゼランペンギン」ってどんなペンギン
「マゼランペンギン」はアルゼンチンのパタゴニア沿岸から南アメリカ大陸の先端部、南部チリ沿岸にすんでいる。

マゼランペンギンの「マゼラン」は冒険家「マゼラン」に由来しているんだって。
マゼランが世界一周の航海時に見つけたペンギンだから「マゼランペンギン」って言うんだって。

「ペンギン」というと氷の世界に住んでるイメージがあるよね。
でも、マゼランペンギンは南極とかに住んでいるわけではないんだね。
2本の黒い帯が胸にあるのが「マゼランペンギン」の特徴。

皇帝ペンギンやキングペンギンには黒い帯が無いんだよね。

ケープペンギンやガラパゴスペンギンには黒い帯が1本だけついている。
黒い帯が2本あるのが「マゼランペンギン」の特徴なんだ。
体重は4.5キログラムくらい。
男の仔のほうが大きい。
マゼランペンギンは人間を恐れない。
準危急種 (2012年 レッドリスト)となっている。

大体10年から25年くらい生きるみたい。

動物園や水族館だと35年くらい生きることもあるらしいよ。

毎年、同じ巣に、同じ相手と子育てすることが多いんだって。

大体卵は2個うむけど、1羽しか生き残らないことが多いんだってさ。
自然界では9月から10月(春)に卵を産んで、巣立ちまでに50日から120日(住んでいる場所やえさの量によるらしい)かかる。
日本だと4月から5月ごろ産卵期。
6月は子育て真っ最中。

[ペンギンさんご夫婦おうちで休憩中-よく見ると奥のほうにペンギンさんが2羽いる-上越市立水族博物館2階]

[巣から出てこようとするペンギン-上越市立水族館]
ペンギンの生息地を再現
上越市立水族博物館の2階「マゼランペンギンミュージアム」は、マゼランペンギンの一大生息地であるアルゼンチン共和国のプンタ・トンボを再現した展示エリア。
飼育数は118羽。
これまで日本国内最多とされていたが、建て替えに伴い調査をしたところ世界最多と分かったそうだ。
2019年(令和元年)10月16日 には日本で初めて、アルゼンチン・チュブ州政府から、マゼランペンギンの「生息域外重要繁殖地」に指定された。
ペンギンたちの散歩道にお邪魔する
「マゼランペンギンミュージアム」では、ペンギンたちの巣とプールの間のペンギンたちの移動のための道が、人間のお散歩道路となっている。
ペンギンの道路に人間がお邪魔させてもたっている感じなので、あくまでこの道路はペンギン優先!
ペンギンの邪魔をしないように人間が歩く。
足元を歩いてくるペンギンさんたちを蹴飛ばさないよう気を付けながら人間が歩く。
旭山動物園や鳥羽水族館にも「ペンギンのお散歩」というのがあるけど、時間や季節が決まっているし、あくまで「ペンギンの移動を見る」という感じ。

[ペンギンさん散歩中-上越市立水族博物館2階]
上越市立水族博物館の「マゼランペンギンミュージアム」では、他の動物園や水族館と一味違うペンギンのお散歩に同伴できる。

ちなみに、ペンギンさんたちのおしっことうんちには要注意…。
餌やりタイムもある
時間によっては、ペンギンさんへ餌をあげることもできる。
2025年6月は11:30と14:30。

季節によっても餌やりタイムが違うようなので、餌やりを体験したい人は、HPで時間を確認してください。
1階では水中にもぐるペンギン
1階は屋内のエリア。
水中を泳ぐペンギンたちを見ることができる。
まるで、空の上を飛ぶように、水の中にもぐるペンギンたち!
ダイバーの餌やりタイムもある。
まるでNHKの番組のような上越市立水族博物館のペンギンミュージアム
時々、NHKなどで、ペンギンの番組をやるけど、上越市立水族博物館のペンギンミュージアムは、そのNHKのペンギン生息地を生で見るようだ。
どうも、そう思った人は、他にもいたらしく、「まるでNHKの番組を見ているみたい」とつぶやきながら、ペンギンミュージアムをお散歩している人がほかにもいた。
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