現在、上越市立水族博物館うみものがたりで「マンボウ」の展示が行われている。
生きている「マンボウ」の展示は日本で数か所しか行われていない。
さらに、生きていても成長すると大きくなりすぎるため長くは水族館の水槽で飼うことができないのだそうだ。
「マンボウ」は水槽で長く飼うことができない

マンボウって、なかなか生きたまま見ることができないよね。

海遊館、大洗水族館、鴨川シーワールド、サンシャイン水族館、名古屋港水族館などにいるらしいけどね。
マンボウは、大きくなるから水族館の水槽で飼うのが難しいんだって。
若いマンボウは手で触るだけで手の跡がそのまま付くほど皮膚が弱くて、それはそれで飼いにくいらしい。

大きくなったマンボウはどうするの?

標識をつけて海に返すんだって。
上越市立水族博物館うみものがたりにいるマンボウも元気に大きくなったら海に返されるんだろうなと思うよ。

じゃあ、うみものがたりでマンボウに会えるのは今だけかもしれないんだね。
マンボウは最大で全長333センチメートル、体重2.3トン。
現在生息している世界最大級の硬骨魚のひとつ。
ジンベイザメやクジラほどではないが大きいのは確か。
上越市立水族博物館うみものがたりでは、2019年にも相模湾の定置網に入ったマンボウを1か月弱保護飼育をしていた時期がある。
「マンボウ」という魚の謎な生態
マンボウはフグの仲間でフグ目マンボウ科マンボウ属の魚。
「マンボウ」、「ウシマンボウ」、「カクレマンボウ」の3つの種類がいる(ということになっている)。
同じフグ目 マンボウ科 ヤリマンボウ属で「 ヤリマンボウ」というのもいて、こちらも体形がよく似ているそうだ。
「アカマンボウ」という魚もいるが、こちらはフグの仲間ではない。

上越市立水族博物館うみものがたりの「マンボウ」は「マンボウ」、「ウシマンボウ」、「カクレマンボウ」「 ヤリマンボウ」のどれなの?

わかんないけど、「 ヤリマンボウ」じゃないと思うよ。
「 ヤリマンボウ」は日本にもいるらしいけど、発見例は少ないらしいから。
マンボウは海の表面に浮いていたりするらしい。
そうかと思えば水深800メートル程度まで、もぐったりして生活している。
クラゲや動物プランクトン・深海性のイカやエビ、イワシ、カニ、ホタテなどを食べているらしい。
時折海面にからだを横たえた姿が観察されることがある。
これは、調子が悪い訳では無いらしい。

「寄生虫を鳥とかに食べてもらうため」とか「体を温めるため」とかいろいろな説がある。
卵を産むらしいが、どう産卵しているのか、子育てしているのかも不明。
複数回に分けて卵を産んでいるのではないかといわれている。
小さいうちは群れで生活する姿が確認されている。

何トンもある巨体で海面をジャンプすることもあるんだって!
マンボウはおいしい?

台湾ではマンボウが食べられているそうだよ。
日本でも、売られていないだけで、マンボウが食べられているらしい。

おいしいって話だよね。

すぐに鮮度が落ちちゃうらしいけどね。

三重県の道の駅紀伊長島マンボウでは「マンボウの串焼き」や「マンボウのから揚げ」を食べることができるんだって。

マンボウのから揚げ、食べてみたい!
2025年の夏はマンボウに会いに上越市立水族博物館へどうぞ
長くは飼育できない「マンボウ」、今なら上越市立水族博物館に行けば会うことができる。
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