「やめる」という新潟県妻有(つまり)地方の方言がある。
どう意味だと思う?
「辞める」じゃあないよ。
「止める」でもない。
「やめる」はいったい、どういう意味で、どんな時に使うと思う?
「やめる」の使い方
「やめる」の使い方は、こんな感じだ。
あしがやめてそー。
おーごったてー。
そらみじょげな。
いしゃにいってこらっしゃい。
(それは可哀そう。医者に行ってきなさいよ。)
と、こんな感じで使う。
やめるは病める
たぶん、「やめる」は「病める」だと思う。
で、新潟県つまり地方の方言かと思ったら、辞書に載っていた。
や・める【病める/▽痛める】
[動マ下一]痛む。病気で苦痛を感じる。古い言い方。「頭が—・める」デジタル大辞泉
うーん、方言じゃなかったのね。
でも、「痛いの?」と聞いても、「ちがう」って言われるんだよなあ。
あしがやめてそー。
おーごったてー。
足が痛いの?大変だね。病院へ行った方が良いよ。
ちがわんだてー。
やめらんだて!
こんな感じの会話になる。
どうも、こちらの方たちにとっては「やめる」と「いたい」は微妙に違うらしい。
感覚としては、わかるような気はするんだけど。
正直、「病める」と「痛い」の使い分けがわかりません・・・。
コメント