沼津港深海水族館といえば、一時期「きもかわいい」と評判になったグソクムシが展示飼育されている。
いいけどグソクムシってかわいいかなあ?
疑問だ。
グソクムシってどんな生物?
グソクムシはダンゴムシやフナムシの仲間。
沼津港深海水族館のグソクムシ
沼津港深海水族館には、「オオグソクムシ」「バシノモス」「ダイオウグソクムシ」「メナガグソクムシ」などが展示されている。
グソクムシの仲間は、大きさ以外どれがどれだか正直区別がつかない。
こうしてみると、ほんとうにダンゴムシそっくり。
オオグソクムシ
体長15cm程。
ダイオウグソクムシに比べて活発的に動く。
餌食もよい。
危険を感じると胃の内容物を吐き出す。
雑食性。
日本の本州中部以南の水深150-600メートルほどの深海底や、大陸棚に住んでいる。
愛知県蒲郡市の竹島水族館が、卵を孵化させることに日本で初めて成功した。
筋肉部分はエビとシャコの中間のような味、またはエビやカニに似た味。
同じ甲殻類だから味も似ているらしい。?とすると、地上のダンゴムシもエビみたいな味がするのかも?いや、さすがに食べたくないか。
内臓は苦味が強くまずい。
だそうだ。
バシノモス
2006年に記載されたグソクムシの仲間。
ニューカレドニア周辺で生息が確認されている。
ダイオウグソクムシ
雑食性。
ダンゴムシやフナムシと同じ仲間。
最大で50cm・体重は1キログラム以上になる。
脱皮する過程を日本の鳥羽水族館が2016年2月12日に撮影・記録している。
鳥羽水族館に飼育されていたダイオウグソクムシは5年1か月間(1869日間)にわたり餌を口にしなかった。
4年間絶食して死んだダイオウグソクムシを解剖したところ、消化されていない餌が残っていたという話もある。
素揚げにするとおいしいという話もあるそうだ。
メナガグソクムシ
グソクムシの仲間。
大型のサメなどの体表に寄生し、体液を吸う。
満腹になると魚から離れ、海底で生活をする。
グソクムシのせんべい
沼津港深海水族館のミュージアムショップではグソクムシの粉末を混ぜたせんべいが売っているとか。
おいらは買ってこなかったけど。
まあ、シャコのせんべいと同じだと思えばいいんだろう。
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