十日町博物館には、火焔型土器だけでなく、古代(縄文・弥生時代)の織物・編み物の展示や織物や編み物の材料になる植物繊維や染料・縄文時代の編み機なんかも展示されている。
古代の衣装を着てみることができたりする。
なかなかおもしろかったのでご紹介。
古代の編み物「アンギン」
「アンギン(編布)」は、苧麻(カラムシ)やアカソ、イラクサなどの自然植物の繊維を使って編まれた布のこと。
・語源は「編衣(あみぎぬ)」で、古代の衣料技術を指す。
・縄文時代から存在し、昭和初期まで農民の仕事着や日用品として使われていた。
・特に新潟県の「越後アンギン」が有名。
といっても縄文時代に普通の織りの布地が無かったわけではないんだけど。
新潟の越後アンギンは、縄文時代から大正時代くらいまで実際に使われてきたもの。

昔の遺跡から見つかるアンギンはたくさんあるけど、大正時代くらいまで実際に使ってきたという証拠が残ってるのは、新潟県の妻有(つまり)地方だけみたい。
アンギン技法と製品が実用品として明治時代まで作られ、使われたことが確実視されているのは信濃川流域の新潟県妻有(つまり)地方、21世紀現在の中魚沼郡津南町や十日町市である。(中略)この地域のアンギンは、経糸に丈夫さを求め、緯糸は布の柔軟性を生み出す工夫がされ、緯糸にはイラクサやアオソの繊維が用いられていた。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%A8%E5%B8%83
つまり地域には「アンギン編み」が体験できる施設も
妻有地域には「アンギン編み」が体験できる施設もある。
農と縄文の体験実習館 なじょもん
「農と縄文の体験実習館 なじょもん」は津南町にある体験実習施設。
竪穴住居6棟を復元した「縄文ムラ」や、津南町で出土した土器や石器の展示、触れる土器(レプリカ)もある。
【琥珀の勾玉づくり】
体験日:11/02 (日)
時 間:10:00〜12:00
体験料:2,500円
【バト帯づくり】
体験日:11/03 (月)
時 間:13:00~16:00
体験料:1,000円
【秋の自然観察会】
体験日:11/08 (土)
時 間: 09:00〜11:00
体験料:500円
【本格アンギン編み一日体験】
体験日:11/09 (日)
時 間:10:00〜15:30
体験料:1,500円
【秋季企画展「早津剛展-苗場山麓・秋山郷の民家-」】
開催期間:2025/09/06 (土) 〜 2025/11/30 (日)
会 場:企画展示室
料 金:300円
9:00~17:00(最終入館 16:30)
休館日
月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)、年末年始
入館料
無料(有料企画展開催時は、大人300円、中学生以下無料)
その他料金
体験実習に参加される場合は、体験料をいただきます。
駐車場
普通車---200台(無料) 大型バス---5台
縄文の服を着てみよう
十日町市博物館では、「縄文ファッションバーチャル体験」という、縄文の服を着てみることができる装置がある。

今のお洋服の上から縄文の服を着てもあまり違和感が無いよね。

うーん、今でも、こんな感じの服が売ってるもんね。
他にも、本物そっくりの縄文土器を触ってみたりできる。
縄文土器のクッションなんかも売られていたりしてなかなか衝撃的。

縄文土器のクッションって、何に使ったらいいんだろう。
観覧料
600円(常設展のみの場合・団体20名以上500円円)、中学生以下無料
開館時間
9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日
毎週月曜日(国民の祝日の場合は翌平日)
クレジットカード、電子マネー、QRコード決済OK。

十日町市へ旅行する際の宿泊先等

こちらは楽天トラベルの十日町市のお宿と体験ツアーの検索Link
秋山郷なんかも宿泊は十日町を拠点にした方がいいと思う

レンタカーは十日町からだとあまりないから新幹線の停車駅の長岡駅・湯沢駅かとかで借りるといいかも。
そもそも、十日町や秋山郷は長岡駅や湯沢駅から公共の交通機関で十日町駅まで行くのが大変だし。










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